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責任転嫁

ブログ久々。

そういえば不意に思い出したんだが、起業する前の心境の一部。

なにかに不満を感じたとき、会社勤めの場合、その矛先を会社や上司に持って行くことで自分の感情を吐き出したりして所謂ガス抜きをすることができる。でも結局それってその場限りの自分自身の行動や能力に対する言い訳なんだよね。だから言い訳が一切できない環境に自分を置いてみたかったというのも起業をする1つのきっかけでもあった。自分が経営者になってみれば全ては最終的には経営者である自分の責任であり言い訳の余地はない。愚痴を言える相手は限りなく少なくなるけど、自分の身の丈を知ることができる。

慣れ親しんだ環境というものは、不満はありながらもそこに居続けることは最もラクな行為であり、それを選択してしまうのはごく当然のことなのかもしれない。自分の今は他ならぬ自分自身が選択した結果であり、変わりたいけど変われないと思っていることさえも、寧ろ自分がそうしたかったことなのだよ、不満を言える環境は幸せなのだ。

自分ができない、やらないことの言い訳を探そうとする。それは自分の行動を肯定するためだ。自分自身が行動しない理由、いや、行動する理由さえも他人や環境に求める、他人の期待に応えて生きるほうがラクだからごく自然にそういう考え方が身に付いてしまっているのかもしれない。

僕自身にも言えることだが、その考え方を変えていくのは難しいのだよな。