最近はテレビ見ない人が多いらしい、本当かどうかはしらんけど。よく意識高い系の人が声高に「私、テレビ見ないので」とテレビ見ないアピールをよく聞くがはっきり言って耳障りだ笑 そんなものが何の自慢になると思っているのだろうか?
僕は仕事柄、客先に行く以外は自宅で仕事をすることが多いのだけれど、その時には基本はテレビつけっぱなしにしている。見ながら仕事をするときもあるし、見なくてもラジオ代わりに耳で聞きながら仕事をすることが多い。録画しておいた番組もしかり。
働き盛りの人たちはスマホやパソコンを利用し、インターネット経由で自ら情報を取得しにいくことが多いと思う。でもそれには結構なフィルターがかかっている。Webブラウザのブックマークであったり、スマホのアプリであったり、自分が取得したいカテゴリの情報しか取得しないようになっているのではないだろうか。
それはそれで効率が良い情報取得方法だし、僕も当然のようにそうしているものもある。でもそれだけでは自分がこれまで経験したことで形成されている自分の好みでフィルタされてしまうので、自分を形成している固定概念がさらに固まってしまうだけなのではないか?という気がしてくる。自分が特に興味ないカテゴリであったり、知らない情報を知らず知らずのうちにシャットアウトしてしまうのだ、インターネットやその周辺技術の発達はそれを無意識のうちに助長してしまう性質をもっているように思う。
そのことに気付いて、自らが興味が無い・未知のカテゴリの情報を取得するようにしていけばいいのだろうが、なかなかそこまでするのも難しいと思う。そこで強制的に自らが意図していない情報を得る手段として適しているのがテレビやラジオなのではないかと思うのだ。当然、くだらないと思える番組もあるけど、ある程度の時間をつけっぱなしにすることで、興味はないんだけどキーワードが勝手に耳から入ってくるので、それが自分の心の琴線に触れることもある。そこから何かが始まることだってあると思うのだ。
テレビもまだ捨てたものじゃないよという話でした。